SPE(エスピーイー)さんのブログ

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中国の全人代終了後の元高と円の為替動向

最近、仕事が多用で首が回らなくなってきています。
自宅の庭も、春向けの準備ができていないですし、精神衛生上、好ましくないです。会社での仕事を、今週にでも「仕分け」をする予定です(要するに、先行きもう一つのものは、敢えてマイナス情報でまとめて、切り捨てる)。

以前なら、四季報が出る時期は、徹夜でチェックする、という時間も取っていました。
ただ、最近は四半期の情報開示が増加しているため、四季報を見るまでも無く、殆どの銘柄が業績修正を織り込んでいるため、掘り出し物は四季報よりも、自分が世の中のトレンドをどのように感じるか、把握できるか、に掛かっているような気がします。

そして、そのような嗅覚が無い場合は、安くなったら買う、というシンプルな売買を心掛けることですね。株式の売買が好きな方は、「休むも相場」を実行できないので、一時的に利益が上がっても、3年単位、5年単位では、マイナスになったりしてしまいます。どちらに動くかが自分で整理できない時は、シンプル イズ ベストに戻り、安くなったら買い、高くなったら売る、を心したいです。


さて、中国は、インフレ懸念から元高の方向に舵を切りつつありますが、全人代が終了したため、元高の方向性は一層、明確化していくと見ています。問題は円が付いていくのか、どうかですね。
日銀は円高阻止のために、一層の金融緩和の姿勢を示していますが、取れる対策は限られます。円高の押さえ込みができれば、日経平均で言えば、暫くはボックス圏の上限付近でもみ合って、上値を目指す事も可能でしょうが、どうでしょう。

本当は円高が急進して、日銀がドル買い介入する、程度のことをやれば、当面の円高の天井が見やすくなると見ていますが、だらだらした円高になるようなら、日経平均も上値を確認して下げに転じる可能性があります。

良くも悪くも、現在の日本は輸出で稼ぐ必要があるため、上向いてきている業績を株価が素直に反映するためには、為替の安定が必要なのだと思います。

と言いつつ、私は「一度はちゃんとした下げが来ないかな」と、現金比率を上げて、買い場になる状況を待っている状況です。
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