中国の今は

影さん
影さん
中国は広い国であり、報道でも都市部と地方との格差、平均年収が3.3倍などとまことしやかに叫ばれておりまするが、実際のところはどうなのか。この一週間で首都・北京と地方都市を見てきたので、実際に写真にてお届けさせて頂きまする。

写真1は北京の町並み。ここは天安門広場から少し東に向かったあたりで、最新鋭の建物が立ち並んでおりまする。北京の街はこんな感じの都会が随所に存在し、北京五輪に前後して方々で新しい建物の建設が続いており、街中を見ても政府の治安維持が行き届いているのか、あまり危ないなと感じる場所や、悪そうな人も見かけぬように思いました。

写真2は北京から飛行機で小一時間。山東省(青島の近く、北京、上海の中間くらい)にある地方都市のひとコマでござる。中国の地方都市に参ると、こんな感じのレトロな街並みが随所にあり、やはり報道の通り失礼ながら地方はまだまだ貧しいのかなと思わざるを得ませぬ。

ただ写真3は、実は同じ地方都市。このように地方都市でも新しい建物の建設、特に高層マンションが目立ってきており、地方都市の中には徐々に豊かになって来ている都市もあるようでござる。この都市は鉱業が主たる産業ながら、様々な業種で企業誘致を進めており、仕事は存分にありそうだと感じました。

国土の広さ、天然資源の豊かさ、就業人口と労働力、内需の潜在規模では日本は中国に絶対に敵いませぬ。我が国は今後中国を避けては通れず、同じアジアのパートナーとして、先々生き残りの道を模索すべき時に来ておりましょう。やはりGDP成長率8%は伊達ではなく、今回は中国の底力、懐の深さを痛感させられた旅でござりました。

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[今日は何の日 3/14(日)]
・ホワイトデー
・キャンディーの日、マシュマロデー
・数学の日、円周率の日、パイの日(なるほど、これは納得!)
・美白の日
・国際結婚の日

・誕生日:ヨハン・シュトラウス、アルベルト・アインシュタイン、芦田伸介、赤木春恵、大沢啓二、クインシー・ジョーンズ、中沢啓治、栗原小巻、五木ひろし、竹井みどり、山口智充、ほしのあき、ほか(生年順・敬称略)  

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今日、3/14(日)はホワイトデー。これは70年代後半に製菓会社が中心となって日本で始まったイベントで、今では韓国、台湾にまで広まっておりまする。

欧米では2月14日のバレンタインが男女を問わず贈り物をする日に対し、日本では70年代当時、総じて奥ゆかしかった女性からの贈り物をするという日にしたのがそもそもの始まり。これに対して男性から「お返し」をするというのも、義理堅い日本人らしい発想のように思いまする。

製菓会社のマーケティング戦略の見事さなのかもしれませぬが、バレンタインデー、ホワイトデーは、恋人、家族に限らず、隣人との和を大切にする日本人の心情には極めて合致したイベントとして成立しているのかもしれませぬ。
12件のコメントがあります
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影さん
彩美さま、

お言葉頂き深謝申し上げまする。

ご参考になったかはともかく、やはり百聞は一見にしかずを、身を持って実感した旅でござりました。上海などの大都市が成長著しいことは皆さまご承知かもしれませぬが、北京の計画的な街づくりに加えて、地方都市までもが発展しているとは驚きでござりました。

中国の地方都市は地方自治と中央集権との兼ね合いもあるようで、ある意味公共事業バブル的な裏事情もあるようでござりまするが、それでも今回は新たな中国を見た思いでござりました。

中国はこれからも避けて通れぬ「隣人」のようでござる(^^)
(退会済み)
こんばんは

今の中国のレポート、大変参考になりました。

イメージががらっと変わりました。
成長目覚しいとは知っていましたが、

影さんの現地からのTV中継みたいで、
興味深く拝見した日記でした。

中国の懐の深さ・・・

とても意味のある言葉ですね。
影さん
soltさま、

ありがたきお言葉を頂き、厚く御礼申し上げまする。

写真1はちょっと撮影の角度が限られていただめ、あまり街の特徴は伝えきれておりませぬが、左手奥にある意味新しい北京を象徴する建物が並んでおりまする。

写真2のような風景は、中国の田舎へ行けばいくらでもお目にかかれまする。中国はまだまだ広いようで、良く言えばレトロでノスタルジック。悪く言えばだいぶ取り残されている感が…(^^;

ともあれ、中国はこれからの国。GDP成長率もさることながら、こんな田舎町でも大いなる潜在能力を秘めておりまするので、投資にも夢があるのかもしれませぬ(^^)
soltさん
百聞は一見にしかずな旅だったのですね^^素敵☆

それにしても、ひえー! 写真1、すごいですね!びっくり。もうちょっと前の映画での風景とは違うんだわ。

写真2も、映画の一こまのようで、またいいですね。
深い歴史のある国ですから、全て近代化してしまわないで、古きよきものも、残してほしいな。
無くしてからでは、遅いですからね^^

世界中の人が投資する気持ちがちょっと分かっちゃうかも


とにもかくにも、出張お疲れ様でした。
影さん
オレンジMさま、

温かいお言葉を頂戴し、ありがたき幸せにござる。

中国は北京五輪に次いで今年は上海万博も予定されており、ちょうど60~70年代の日本のように、まさしく高度経済成長を続けておりまする。今回は短い期間ながら、中国の成長する姿を目の当たりに出来、大変良い経験をさせて頂きました(^^)

写真は仕事や移動の合間に撮っているので、あまり褒められたものでもありませぬ。ただ、少しでも現地の様子が伝わったのならば、拙者としては誠に嬉しゅうござりまする。

新たな一週間の始まり故、どうぞオレンジMさまも体調に気をつけて臨まれますよう願っておりまする(^^)/
こんばんは~♪

中国。
とても素晴しい経験されてきたようですね☆
この時期行かれて、大国の成長を垣間見れた事は
いいタイミングだったのではないでしょうか?

写真がとてもいい写真だと思いました。
視点がプロっぽい!
今の中国がよく伝わります。

旅の疲れ、ゆっくりとってくださいね~^^
影さん
yoc1234殿、

お言葉頂き深謝申し上げまする。

他国のホワイトデーは良く存じませぬが、韓国、台湾は音楽やアニメ等々、他にも日本の文化を良く取り入れているので、案外盛んなのかもしれませぬ(^^)

一人っ子政策は拙者も気になっており、将来的にお金を使う層が拡大していかないと内需も拡大できないわけで、今後の政府の舵取りをどうするのか、大きな問題かと存じまする。

多治見には笑わせて頂きました。ちなみに道路は名古屋の若宮大通りのような広さの通りがザラにあり、交通はかなりすっきりとしておりました(^^)
影さん
みやまな鉄砲長殿、

いつもお言葉頂き厚く御礼申し上げまする。

まさしく今回は貴重な体験、まだまだ中国は広いと再認識させて頂きました。

地域格差は聞いてはいたものの、やはり首都と地方では雲泥の差。あたかも違う国にいるかのようでござりました。ただ、ご指摘の通り、まだまだ地方都市は伸びしろがありそうで、将来が楽しみかと存じまする。

日本が生き残るためには、基幹技術の流出防止も必要かもしれませぬが、例えば新幹線や発電所、水関連のようなインフラ整備を中心にパートナーシップを築いていく道を模索し、共に発展していくことを考えるべき時期にきているように思いまする。
影さん
_こうちゃん殿、

お言葉頂きかたじけのうござる。

規模を比べると、明らかに上海の方が大都市かと存じまする。北京は首都らしく計画的に街が作られており、意外とすっきりしておりました。我が国も皇室や政治の中心を東京とするならば、経済の中心を名古屋や大阪等、どこか違うところに作るべきだったのかもしれませぬ。

写真2はまさしく昭和30年、いや20年代の日本のような風景かもしれませぬ。まだまだこういうところが残っているのが中国の地方都市。メキシコなどラテン系の国々と比べると治安はさほど悪くないので、街や人の動きを結構楽しめまする(^^)
yoc1234さん
おはようございます。

ホワイトデー現地ではどうなんでしょうね。

中国も一人っ子政策で地方は立ちいかなる。

農村は厳しいでしょうね。

日本の限界集落はもっとひどいです。

3.の写真は多治見に良く似ています。

コンクリートジャングルに成り、どんどん夏の気温が上がります。

昔は緑が多かった。

2.は日本でも農村部に良く見られます。

GDPは確かに8%達成できるでしょうに。

国の体制は独裁国家ですね。
こんにちはー影さん

リアルレポートですやん!
こういう実体験が一番参考になるんですよね~

写真を見るだけでも
結構格差を感じますねぇ・・・(*'へ'*) ンー

>街中を見ても政府の治安維持が行き届いているのか、あまり危ないなと感じる場所や、悪そうな人も見かけぬように思いました。
そういう時は・・・[壁]ー゜)ノ‥‥━━卍シュッ

>中国の地方都市に参ると、こんな感じのレトロな街並みが随所にあり、やはり報道の通り失礼ながら地方はまだまだ貧しいのかなと思わざるを得ませぬ。

まだポテンシャルがあるっていう証拠に見えましたよぉ~
2枚目の写真は、ぼろぼろの街ですが、
中にきれいな車がとまってるのを見ると^^

>我が国は今後中国を避けては通れず、同じアジアのパートナーとして、先々生き残りの道を模索すべき時に来ておりましょう。

日本がどんなに技術を持った国でも、他国に抜かれていく運命にはあります。パートナーとして生き残りの道を模索するのがやはり活路となる気がしますねぇ(^^)
影さん、おはようございます(^o^)

リアルな中国報告、ありがとうございます(^-^)
面白いですよね。

写真1、もう北京もこんな感じなんですね。
ただやはり、スペースにはゆとりがありますね。

写真2、昭和30年代の日本のようですね。

やはり中国は広いですよね。
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