金曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、金融銘柄を中心に買いが入り上昇したことが好感され、買いが先行して寄り付いた。その後も、日銀が来週の金融政策決定会合で追加金融緩和を議論するとの報道が伝わったことや、外国為替市場で円相場が円安基調で推移していることから、日経平均の上げ幅は100円を超えた。しかし、前引けにかけて利益確定の売りが入り上げ幅を縮小した。
後場に入ると、アジア各国の株式市場が底堅く推移したことから、投資家心理に買い安心感を与え、日経平均は再び上げ幅を拡大し高値圏で推移した。
業種別TOPIXでは、ガラス・土石、化学、ゴム製品が上昇した。一方、石油・石炭、電気・ガス、食料品が下落した。個別では、タカラバイオ、太平洋セメント、ＡＣＣＥＳＳが高い。半面、ＳＵＭＣＯ、日本軽金属、クレディセゾンが下げた。
詳細はこちら。
http://www.united-mc.jp/
