【ホギメディカル】オペラマスターは、順調に推移 …

[TIW藤根 靖晃さん]

オペラマスターは、順調に推移

＜中期的には投資チャンスとの見解に変更なし＞
会社側の業績下方修正発表後のレポート（10年1月22日付）で、中期的には投資チャンスではないかとコメントしたが、変更はない。4Q(1-3月)も厳しい状況が続いているようだが、10/3期通期会社計画はクリアできる見通しであること。収益拡大の原動力であるオペラマスターの新規契約は、引き続き大病院を中心に獲得が進んでいること。10/3期に契約した大病院を中心に、11/3期は売上増加が期待できる等から、現行株価水準は安値圏と見られ、中期的には投資チャンスではと考えている。但し業績の上昇トレンドが鮮明になるのは、11/3期後半の可能性が高いことから、当面株価は4,300〜4,700円程度のレンジで推移すると見ている。

＜オペラマスターの課題解消には要時間＞
足元4Qのオペラマスター契約実積は、大病院中心に5件程度と見られ、ほぼ計画線で推移している模様である。但し大病院のウェイトが高まるに連れ、契約締結までの期間が長期化し、契約後の売上の立上がりが遅くなる傾向は当面恒常化する懸念があることに注意したい。

＜修正中期経営計画は、7月以降に発表予定＞
09年7月に発表した中期経営計画は、売上高、設備投資中心に現在見直し中であり、修正版は7月以降に発表される見通しである。10/3期決算は、4月12日に発表予定。(岸　和夫）

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