11日の東京株式市場で、日経平均株価は3日ぶりに反発した。大引けは前日に比べ101 円03銭(0.96%)高の1万0664円95銭で高値引けとなった。1月21日(1万0868円)以来、約1カ月半ぶりの高値水準。前日の米ナスダック総合株価指数が続伸したほか、円相場が1ドル=90円を下回って円安で推移したことを受け、主力ハイテク株を中心に買いが広がった。中国の2月の消費者物価指数(CPI)の発表を受けて軟調に推移していた上海の株式相場が前日比で上昇に転じると、日本株には大引けにかけて再び買いの動きが強まった。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反発した。