ポイント
米国株式市場、特にナスダックの上昇を受けて、高めの寄り付きが期待できそうです。10620円をメドにしています。SQを前に予断はできないのですが、比較的に堅調な小動きを期待しています。
今日の見通し
ダウ平均株価はザラバで一時調整色を見せたのですが、2.95ドル、0.03%高と続伸しています。
金融株がマーケットを支えたようです。特に、資産売却が進展しているAIGが10.59%と急騰したことが目を引きました。
しかしながら一方で、商品価格の基調が弱くなり、金価格が1.26%とかなり大きく下落しました。これを反映して、代表的な産金株であるニューモント・マイニングが1.57%下落しており、マーケットの重石になりました。石油株も軟調な展開です。
一方で、ナスダックは18.27ポイント、0.78%高と依然堅調さを持続しています。
このような米国株式市場の動向を受けて、CMEの日経平均先物価格(円ベース)は10.620円となっており、これを今日の日経平均株価の寄り付きのメドとしています。
SQを前に、ザラバの展開は予断を許さないのですが、欧州市場、米国市場がともに堅調に推移しており、前日に対ドル円安方向に振れたことなどから、比較的に堅調ぎみな小動きを想定しています。
今日は10-12月期のGDP改定値の発表が予定されていますが、2次速報ということもあり、びっくりすることがあるとは考えていません。決算はオハラ、クミアイ化学等9社程度です。
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