大手牛丼チェーン３社の明暗が大きく分かれているようです。
２月の既存店客数は、昨年12月に定価を引き下げた「すき家」と「松屋」の客足が大きく伸びる一方、価格を据え置いた「吉野家」は二ケタ減となるなど大苦戦のようです。
すき家は昨年12月に牛丼並盛り価格を280円に値下げした影響で客単価は10.8％減少したが、客数を17％増やしたため、２月の既存店売上高は前年同月比4.3％増となり、２カ月ぶりに増加したそうです。
同様に12月に並盛りを320円に下げた松屋も既存店の客数が5.1％増となり４カ月連続で前年実績を上回りましたが、客単価が8.4％減少したため、売上高は3.8％減だったそうです。
一方の吉野家は、割高な牛丼価格がネックとなって、客足の大幅ダウンが続いているようです。
２月には、季節限定メニュー「牛なべ定食」（500円）を導入するなど販売のてこ入れを目指したが、客単価がプラスに転じたものの、客数が18.5％も落ち込み、売上高は17.2％減と大幅な減少となったようです。
単身赴任中の私にとっては、値下げの恩恵に与っています。
