【高砂香料工業】10年1月に大手企業からコアサプライヤー認…

TIW藤根 靖晃さん
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10年1月に大手企業からコアサプライヤー認定、中長期の期待が高まる

<株価は緩やかに上昇するだろう>
(1)10年1月にマルチナショナルからコアサプライヤーとしての認定を受けた、(2)長谷川香料(4958)に先行されていた中国市場は10/3期予想売上高35億円とほぼ肉薄し、さらに11/3期も現地通貨ベースで20%程度の伸長が見込まれる。11/3期はコアサプライヤーとしての発現は限定的、減価償却費負担で利益面は抑えられる可能性はあるが、当面の設備投資は完了しており中期的な業績拡大可能性は高いだろう。

<11/3期増収可能性は高い>
マルチナショナルとは、同社の区分で世界的に展開している香料を使用する企業である(P&Gなど)。同社は現在20社程度をマルチナショナルとしている。これまではエアケア(芳香消臭剤向け香料)のみの取引であったが、10年1月にフレーバーなどでもコンペに参加資格のあるコアサプライヤーに認定された。コンペを経ての受注のため無条件に業績拡大をするわけではないが、コンペ参加資格は数社、複数購買が基本、であることから数十億円以上の増収可能性がある。(高橋 俊郎)

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