株価の上昇はしばらく先となろう
＜小幅な値動きが続くと予想＞
下方修正自体は想定通りの結果ではあったが、下方修正が続いたことで投資家は業績の見通しに対して慎重にならざるを得ない傾向が強まったと考えられる。受注の見通しも不透明で株価はしばらく膠着し、小幅な値動きが続くことになるだろう。
＜投資機会は11/3期下期以降と推察する＞
10/3期3Q累計（4-12月）の受注高は1,008億円で前年同期に比べ13.4%減少している。同社の売上構成比が高い受託開発やアウトソーシング・ネットワークは景気に対して遅行しよう。期待されたカード系の大型案件は顧客側の都合から11/3期下期以降へとずれ込んだこともあり、受注と業績の回復は11/3期下期以降と推察する。そのため、株価もセクター内で遅れての上昇になると思われる。（鈴木 崇生）
---------------------------------------------------
コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
---------------------------------------------------
