ポイント
今日の日経平均株価は大きなギャップアップで始まりそうです。寄り付きのメドは10,550円。ザラバは堅調な推移を期待しています。ただし、上値は限定的と見ています。突然の利益確定の動きには警戒したいところです。
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今日の見通し
先週金曜日の2月雇用統計をきっかけとした米国株式市場の上昇を背景に、今日の日経平均株価は高く寄り付きそうです。CMEの日経平均先物価格10,550円を寄り付きのメドとしています。
対ドル円レートが円安方向に振れていることがマーケットの支えになるため、今日のザラバも堅調な推移を期待しています。
ただし、ザラバでの上値は限定的ではないかと見ています。ダウ平均株価と日経平均株価の連動性が高いことに注目して、個人的には10,565円あたりまでを考えています。つまり、10550円で寄り付けば、ザラバはほぼ横ばいという見方です。
12月に急増して反落も懸念される1月の機械受注の発表が10日に予定されていることや、SQ、そして3月期末を控える株式市場の需給要因などを考慮すると、突然の利益確定の動きにも警戒を怠れないと考えています。
今日は、1月の国際収支、2月のマネーストックと貸出・資金吸収動向、そして2月の景気ウォッチャー調査が発表されます。決算は巴工業、トーシンなど8社程度。景気ウォッチャー調査に注目しています。
FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」への投稿記事「よたび、反騰は続くのか?:かかし」を併せてご参照願えればと存じます。
本文中で使用しているデータやグラフ類は主に次の各社の公表しているものにお世話になっております。経済産業省、内閣府、日本銀行、東京証券取引所、CME GROUP、CBOE,CNN MONEY、MSN MONEY、アット・ニフティ・ファイナンス、Yahoo!ファイナンス、サーチナ、外為どっとコム