今日は所用で外出しており、ご報告が遅れました。簡単なもので失礼します。
前日の反動もあって、マーケットは大幅上昇となりました。
108円高で寄り付いた日経平均株価は調整らしい調整も見せないまま223.24円、2.2%の大幅高で終えました。
米国株式市場の上昇、対ドル円安方向への振れ、日銀による追加金融緩和措置検討との報道、中国の全国人民代表大会での積極的な産業振興計画の表明などがマーケットを押し上げました。
マーケットへの寄与度の大きい輸出関連主力株が大きく上昇したところから見ると、日銀の政策が一段の円安を促すという期待感が大きく影響したと考えています。
今夜の焦点は、米国の2月雇用統計ですが、ポイントはすでにお伝えしたとおりです。
米国市場はすでに開いており、ダウは53ドル高、ナスダックも11.69ポイント高となっています。正直なところ、雇用統計のインパクトが意外に限定的という印象です。おそらく、ドル高が重石になっているのだろうと推測します。
月曜日の日経平均株価に対しては、堅調な米国株式市場と、対ドル円安の組み合わせになりますから、かなりの好影響が期待できると思っています。
以前に申し上げたと思いますが、日米の株価の連動性の高さに注目しています。今日の日経平均株価の上昇幅は大きかったのですが、この連動性に照らせば、日米のギャップが修正される動きと見てもよさそうです。
とすれば、今日の米国株式市場が上昇すれば、月曜日の日経平均株価にもさらなる上昇余地が生じるように見えます。
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