TIW藤根 靖晃さんのブログ
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【ユニ・チャーム ペットケア】10/3期の業績見通しを再上…
10/3期の業績見通しを再上方修正したが、依然保守的と考える
<デフレの影響小さく、株価の割安感が見直されよう>
10/3期3Q累計(4-12月)決算発表後に、10/3期の業績見通しを再上方修正(営業利益は期初の70億円から段階的に79億円に増額)したが、依然保守的だろう。デフレ懸念が強いこと等から、業績見通しの上方修正や10/3期の増配に対して同社の株価の反応は鈍いものの、見直される局面があろう。同社のペットケア製品もデフレの影響を受けていない訳ではないが、ペットシートでは技術的な優位性があり、ペットフードでは、ペットの四大潮流(室内・小型・高齢・肥満)市場をターゲットとした高付加価値戦略をとっているため、汎用品の低価格化の動きの影響は小さい。
<売上総利益率は50%超>
3Q累計の売上総利益率は前年同期の44.2%から50.3%に6.1ポイント上昇している。原材料価格安メリットを受けたこと、限界利益率の高い製品の構成比が上昇したこと等が要因。一方、販促費比率も前年同期の14.0%から16.4%に2.4ポイント上昇。原材料価格安等に対し販促費増による実質値下げを実施したものだが、売上総利益率の上昇の方が大きい。3Q累計の売り上げの伸びが低くなっているのは、汎用品の伸び鈍化が影響、営業利益率は上昇している。11/3期も2ケタ営業増益と連続増配をTIWでは予想する。(佐藤 謙三)
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