NY大きく上昇

[映画ずきのしんちゃんさん]

３月１日の日経平均は10172.06（+46.03）と上昇。上昇しているが、まだ基準線10317、転換線10267の下、ボリンジャーもTP（25日線）10208に届いていない。RCIは頭をうっており、MACDもシグナルを交差しそうになっていて、まだ弱い形。週足は10029の基準線、雲の上限9967を維持しているが、週足ボリンジャーは10329のTPを割り込んでおり、RCIも下向き、基準線を維持出来るかどうか微妙な形勢である。日足、週足ともボリンジャーのバンドは狭まっており、転換が示唆されているので、上に抜けてほしいところだが、チャート上は下に転換してしまう懸念もまだぬぐいきれない。

しかしダウは10403.79（+78.53）と大きく上昇。基準線、転換線を大きく抜け、雲の上限に向かう動き。ボリンジャー2σ10472に向かっており、MACDもプラス圏に頭をだしてきている。ボリンジャーバンドが狭まっているが、どうやら上に抜けるのではないか、期待できそうになってきた。週足も基準線、転換線10282を大きくこえ、ボリンジャーTP1034１も上抜けてきているので、だいぶ明るくなってきた。

一方ドル円は89.06。依然雲の下限89.29の下、マイナスσ89.50の下にあり、なお円高方向である。

アメリカは大型のM&Aのニュースや、半導体の売上高が大きく上昇したということでダウは大幅に上がった。ギリシャの方はどうやらいろいろ救済策がでてきそうな雰囲気になってきており、IMSの指数も比較的堅調ということでダウの方は明るくなってきている。日経平均もうまくダウについていければ、上昇転換できるかもしれないのだが、為替がなお円高含みであり、これが足をひっぱるかもしれない。