1日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、大引けは前週末比46円03銭(0.45%)高の1万0172円06銭だった。前週末の欧米株高に加え、この日のアジア株式相場が堅調に推移し、日本株の支援要因となった。原油先物などの上昇を手掛かりに商品関連セクターが買われ、大手銀行株も上昇した。日経平均は上げ幅が90円に迫る場面もあったが、上値では利益確定売りが出て、伸び悩んだ。2月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数や1月の米個人消費支出といった米経済指標や米株の値動きを見極めたいとして、積極的に買い進む投資家は目立たなかった。東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら続伸した。