ダウ平均株価はほぼ前日の終値付近でスタートしたのですが、10時頃から大きく下落して、およそ50ドルまで下げ幅を拡大しました。しかし、その後は、急速に戻しています。
10-12月期のGDP改定値が前期比年率で5.9%増加と、コンセンサスであった5.7%を上回ったのですが、個人消費が事前予想を下回ったこともあって、マーケットへの影響はほぼ中立であったようです。
ところが、10時に発表された1月の中古住宅販売戸数が前月比7.2%の減少と、予想された0.2%の増加を大幅に下回ったことがダウ平均株価を引き下げたもようです。
ただし、その後の株価は急激に戻しており、現在は24ドル高となっています。
すでに発表されている2月のシカゴ購買部協会景気指数は予想を上回り、ミシガン大学消費者信頼感指数の確報値は僅かに下回りましたが、これらも既にマーケットは織り込んでいます。
ということで、どうやら今日は堅調な相場展開が期待できそうです。
対ドル円レートは円高方向に振れたことが多少気懸りですが、現在は一段の円高方向への動きは止まっています。