金曜のオーバーシュート分をきれいに埋めた形となりました。
ですが、上値を重い展開は変わらず。
CME日経平均は、10275円で帰ってきていましたが、
寄り付きは、10320円と大きく上に乖離してのスタートとなります。
前日に売った向きの買戻も交えながら、その後も値を上げ続け、
10400円を超えていきます。
若干のプラスで始まった上海市場も安心感を誘い、
10450円をつける場面もあり、前引けは、高値圏のまま10440円で取引
を終えました。
後場になると、前場レベルでの寄り付きながら、上海市場が冴えなかった
ことや、高値警戒感から、売り先行の展開となり、10440円寄り付きの後
は、10370円まで、ズルズルと下げていきます。
その後は、後場安値圏での、持ち合い状態となり、
10350円まで下げる場面がありましたが、10400円までの切り替し、
結局大引けは10370円で本日の取引を終えました。
個別銘柄は、総じてしっかりとなり、金曜の下落分を帳消しとする銘柄が
多く、見られました。
騰落数は、値上:1533銘柄、値下:102銘柄、不変:46銘柄と
値上がり銘柄は1500を超える、全面高商状。
主力の輸出関連銘柄から、内需関連まで、満遍なく買われています。
トヨタは豊田社長の米国公聴会への出席を見極めたいとの動きもあり、
引けにかけては値を崩す展開、
ソニー、キャノンの電機2銘柄は、大きく買われて、
双方とも3%以上の上昇となっています。
引き続き、指数については、高値は売り目線、
個別銘柄については、買いサインには、素直に買いで、
確定を確実にというところでしょう。
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