十日町の雪まつりにぎわう ~ NHK 新潟 ~
全国でも有数の、雪の多い地域として知られる十日町市で、ことしも雪まつりが行われ、大勢の人たちでにぎわっています。
「十日町雪まつり」は積雪が2メートルを超える冬のこの時期を少しでも楽しもうと十日町市などが昭和25年から始めたものでことしで61回目です。
雪まつりでは地元の人たちが作ったことしのえとで縁起の良いトラや鳳凰などの雪像あわせて75体が商店街や広場などいたるところに展示され、訪れた観光客たちは雪像の前に立って思い思いのアングルで記念写真を撮っていました。
雪像の中には、地域の人たちが市内を流れる信濃川の環境が良くなることを願ってサケが水面から跳ね上がる様子を表現した高さ6メートルほどの大きな雪像も展示されています。
埼玉県から訪れた女性は「どの雪像もすばらしいですね。雪像が1か所だけにあるのではなく市内各地にあるのがいいと思います」と話していました。
「十日町雪まつり」は21日まで行われ、主催者は3日間の期間中に30万人の人出を見込んでいます。