FRB公定歩合引き上げを受けて大きく下落の日本市場

[華花はなはなさん]

材料難だったところへ、大きなニュースがでて、
これをきっかけに、売られる展開となりました。
ドルの上昇を伴なうだけに、今日の状態が来週も続くかどうかは、
疑問です。

米国の公定歩合が上がったからといって、関係ない銘柄もたくさんあるの
ですが、そういうことは関係なく、連鎖的に売られるのが相場の世界。
この世界は理不尽の総合商社みたいなもんですが、
この理不尽や歪がまた埋まるのもこの世界。
わかりさえすれば、素晴らしい世界です。

今晩の米国が相当下げないと、今日の日経平均レベルまではこないのです
が、まぁ指数としては、しばらく下かもね、くらいで見ておきましょうか。
個別は、売りを考えるよりも、ここはお休みして、買い場待ちでしょうね。


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☆今日の相場概況☆
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昨晩（2/18）のNY市場は、しっかりの続伸。
2月の製造業景気指数、HPの市場予想を上回る決算などが
好感された形となりました。
それでも、既存店売上高の冴えない数字や、新規失業保険申請件数の
予想以上の増加もダウ平均の上値を抑えました。

これを受けての日本市場ですが、CME日経平均が10420円と
高いところで帰ってきていましたので、これを受けての寄り付きとなるはずでしたが・・

事件は、起こります。
米国市場が引けた後、FRBが公定歩合の引き上げを発表。
これを受けて、米国先物が、大きくマイナスとなりました。

こういった状況ですので、もちろん、日本市場も、10420円からは遠く離
れた、10320円でのスタート。
ドル金利の上昇ですから、もちろん、ドルが大きく買われ、円安方向へ。
これとの綱引きとなり、前場は、50円幅の
中を大きくいったりきたりの展開となりました。

アジア市場が始まると、軟調に振れたアジア市場を受けて、
ここからは急落。
10250円でまで落とされて前場の取引を終えました。

後場になっても冴えない動きは止まらず、
10220円と安いところからの寄り付きの後は、ジリ安の展開。
最後まで売られて、10120円安値をつけ、10140円と、
本日の安値圏で今週の取引を終えました。

本日だけで、今週の上昇分の1/3を消してしまった形となりました。

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★個別銘柄の動向★
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個別銘柄は、冴えない展開のものが多くなり、騰落数は、値上:162銘柄、
値下:1462銘柄、不変:91銘柄と全面安商状。

改めて言うまでもなく、のべつ幕無しに売られた一日となりました。

朝方は円安好感から、輸出企業は若干買われましたがその後は、値を消し
ていきました。

ゼネコン株、不動産株などの下落がひどく、また、先日値を飛ばした、ア
イフルなどのその他金融株も、売り込まれる展開となっています。

まぁ、程度の差こそあれ、どれも売られた一日です。
特に無理やり理由をつけて説明することもないでしょう。


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