堅調なザラバ展開を期待していたのですが、10時過ぎから急落しています。
米国の公定歩合引き上げを嫌気して、GLOBEXでダウ(-79ドル)、ナスダック(-14.5ポイント)ともに大きく下げていることが背景になっているものと思われます。
直接的には、堅調な株価の動きをしていたトヨタが10時過ぎから下げ始めており、これがマーケットのセンチメントを悪化させたのだろうと考えています。
対ドル円安方向に振れている中でのトヨタ株の下落ですから、かなり強い警戒心を投資家に与えたものと思われます。
後場の動向が気になるのですが、CMEの日経平均先物価格(円ベース)が10,215円となっていますから、もう少し下げ余地があるようです。しかし、今日のダウ平均株価が、GLOBEXが示唆するように80ドル程度下げた場合は10,312ドル。日米の株価連動性の高さからみれば、米公定歩合引き上げのインパクトを織り込んでも、10,300円程度の水準が合理的であるようです。
というわけで、判断はつきにくいのですが、後場にさらに下げる局面があるにせよ、大引けにかけてはある程度戻すのではと期待しています。