10,365円を寄り付きのメドとしていたのですが、10,320円と下回りました。前日の急騰を受けた利益確定の動きもあるのでしょうが、対ドル円レートの円高方向への振れが継続していることが重石になっていると見ています。
紙パが堅調な一方で、鉄鋼、海運が軟調と、前日の裏返しのような展開です。
電力・ガスなどのディフェンシブなセクターが弱いことに注目しています。マーケットのセンチメントが悪くないことを示唆するためです。
日経平均株価は10,300円近辺で膠着状態の様子ですが、急騰の翌日の動きとしては、下値の堅さを評価したいと考えています。