17日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸。終値は前日比272 円58銭(2.72%)高の1万0306円83銭と高値引けした。上げ幅は今年最大。欧州連合(EU)による財政再建計画の承認でギリシャを巡る不透明感がひとまず後退。これを受けた前日の米株高や円相場の下落を手掛かりに、ホンダ、キヤノン、ソニーなど輸出関連の主力株が買われた。アジア株式相場の上昇も支えとなり後場に一段高となった。日経平均が終値で1万0300円台にのせるのは4日以来ほぼ2週間ぶり。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、約2週間ぶりに900台に乗せて終えた。