受注が増加、下期業績は回復へ
＜株価はしっかりとした推移となろう＞
業績は、10/3期1Q（4-6月）を底に上向きに転じた。プラスチック加工機械が想定以上に上向き、固定費削果効果も出てきた。株価は、業績回復を映すかたちで、しっかりとした推移が予想される。
＜10/3期1Qが受注のボトムと見られる＞
受注は、10/3期1Qの852億円を底に2Q（7-9月）945億円、3Q（10-12月）1,026億円と上向いてきた。10/3期3Q累計（4-12月）は、前年同期比27％減収、営業利益71％減、経常利益73％減、純利益74％減となり、中間期より減益幅が縮小してきた。全社的なコスト削減が進んでいる。
＜11/3期は一段と回復感を強めるだろう＞
4Q（1-3月）の受注は、1,377億円とさらに回復歩調を強めると予想される。営業利益は、半期ベースで上期82億円が底となり、下期は108億円と上期比31％の増益が見込めそう。10/3期の大幅減益は避けられないが、11/3期は一段と回復感を強めそうである。（鹿野 昌宏）
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