映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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なかなか下げどまらない

2月8日の日経平均は9951.82(-105.2)雲の上限10117を下破り、雲の下限9879の上。マイナス2シグマ9995も下に抜けており、下げの勢いはきつい。週足も雲の上限10132を割り込んで、基準線10029も切ってきたので中期的にも調整に入りつつある懸念がでてきた。週足ボリンジャーはTPを割り込んできたがマイナスσ9694あたりを維持出来るかどうか。これをきってくると調整が長引くことになりそうだ。月足をみると、昨年の6月でMACDが底をうっており、反発局面と思われるが、転換線10016を切ってきており、RCIも下降、月足ボリンジャーバンドが狭まってきており、暗雲がただよってきた。

ダウは9908.39(-103.84)、雲の下を大きく下げてきている。ボリンジャーのマイナス2σ9931を切ってきており、下げの勢いは強い。週足も基準線9923を切り込み、マイナス2σ9985の近辺。中期の節目を割り込んで中期的にも調整入りしそうだ。月足はMACDがやはり昨年8月で底を打っており反発局面と思われるが、基準線9874、TP9710をかろうじて維持しているものの、RCIが下降しており、守れるかどうか怪しくなってきた。

ドル円は89.24、基準線、転換線、雲の上限89.55のすぐしたで、マイナス2σ88.93の近辺で、いぜん目先は円高方向にあり、ドルの上値は重いが、円の方もどんどん上がる勢いはみられていない。


日米とも中期的な節目をわりこみつつあり、さらに長期の節目も危うくなってきた。このあたりでふみとどまってくれることを期待したいのだが、下げの勢いは強い。アメリカの雇用は減少したが、失業率は改善したということで、市場にはあまり影響がなく、ピッグスといわれるソブリンリスクが下げの原因とされているが、ソブリンリスクが本当にどのくらい深刻なのか、日米の経済にどのくらい影響するのか、ややわかりにくい。売買高も膨らんでいないので、下げ止まりを期待したいのだが。
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