TIW藤根 靖晃さんのブログ
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【ヤフー】ディスプレイ広告は復調、検索型広告の復調が待たれ…
ディスプレイ広告は復調、検索型広告の復調が待たれる
<市場平均に沿った株価推移が続こう>
10/3期3Q(10-12月)の業績は小幅ではあるが会社計画を超過して着地した。好決算といえる。ブランドパネル(ディスプレイ広告の一種)が好調に推移したためで、「Yahoo! Japan」が持つ広告媒体としての強さを確認できた点でポジティブな印象を受けた。ただし、検索型の広告は苦戦を続けており広告事業の増収率も前年同期比、前四半期比で見て小幅に留まっている。そのため、再び業績が成長入りする局面まで株価はTOPIXに沿った推移を続けるとTIWでは考えている。
<11/3期上期まで業績の停滞は続くと見る>
業績が成長局面へ転じる時期としてTIWでは2010年度後半を見込んでいる。11/3期2Q(7-9月)の広告売上が転換点を判断する機会となるだろう。商材別には人材派遣業を中心とした検索型広告の回復が見られるか注目されよう。10/3期3Q並みと示した10/3期4Q(1-3月)の会社計画は妥当な印象を受ける。ブランドパネルの大幅続伸、検索型広告の復調を期待できるほどの環境にあるとは思われず、10/3期3Q比で続伸し会社計画を大幅に超過する期待感には乏しい。業績と株価を持ち上げるに足るポジティブ要因は今のところ乏しいと言える。(鈴木 崇生)
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