アリババ(アリババドットコム1688)が本日香港市場に上場。
世界最大級の電子商取引サイトの運営企業である同社は、今年一番の目玉ということで注目していましたが、公募価格13.5香港ドルに対して、初値30香港ドルという前日の中国石油のIPOには及ばなかったものの2倍強で取引スタート。
香港市場全体はパッしない展開ですが、現在アリババを購入すべきか検討中。
個人投資家に人気の銘柄ということで浮き沈みが激しそうなことも予想されるが、事業自体はかなり規模の大きいものが多く魅力的。
世界の輸出入業者向けの「Alibaba.com」や国内貿易企業およびバイヤーへ向けた「阿里巴巴」などのBtoB(企業間電子商取引)サイトの運営
オンラインショッピングモールの「淘宝網」を通じてBtoC(企業対個人電子商取引)
2005年8月には米Yahoo!と業務提携を交わし、中国雅虎(Yahoo! China)の権益100%を買収
中国のポータルは、中国雅虎ではなく百度のユーザーが圧倒的に多いらしいので、Yahoo効果はどうなるかわからないが、中国の電子取引の牽引企業であることは間違いなさそう。