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NY株1月の下落率、09年2月以来の大幅下落
NY株1月の下落率、09年2月以来の大幅 新興国の引き締め響く
1月最後の取引となった29日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は前日比53ドル13セント安の1万0067ドル33セントで取引を終えた。月間の下落率は3.46%と、ダウ平均が直近の安値圏にあった09年2月(11.72%)以来の大きさを記録した。中国など新興国の金融引き締め姿勢やオバマ米政権による新たな金融規制案、ギリシャの財政問題など株価にとって不安材料が相次ぎ浮上したことが響いた。
ダウ平均は昨年末比で360ドル72セント安。月間ベースでは昨年6月以来、7カ月ぶりに下落した。19日に付けた年初来高値(1万0725ドル43セント)からの下落幅は658ドルに達している。
29日のダウ平均は午前中に一時、118ドル高まで上昇。朝方発表の2009年10~12月の米実質国内総生産(GDP)速報値が前期比年率で5.7%増と市場予想を上回ったことなどが好感された。ただ一部のハイテク企業が慎重な業績見通しを示したことなどから徐々に売りが優勢になり、ダウ平均は昨年11月6日以来、約3カ月ぶりの安値で取引を終えた。
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