金曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、12月の耐久財受注や週間失業保険申請件数が市場予想より悪化したことが嫌気され下落したことから、売りが先行して寄り付いた。その後、外国為替市場で円相場が円高基調で推移していることから輸出関連銘柄を中心に売られた他、世界経済の先行き不透明感から積極的な買いが控えられた。
後場に入ると、一時下げ幅を縮小する場面も見られたが、米金融規制の強化や中国の金融引き締めなど外部環境の不透明感から、積極的な買いは控えられ安値圏で推移した。
業種別TOPIXでは、非鉄金属が上昇した一方、その他製品、保険、精密機器が下げた。個別では、富士電機ホールディングス、オンコセラピー・サイエンス、マツダが高い。半面、日本航空、アドバンテスト、SUMCOが下げた。
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