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上場MSコク(1680)ETFのフェアバリューの計算

Ae1916707  

東証に「上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)」(略称は上場MSコク)が新規上場しました。パンフレットは↓です。
http://www.tse.or.jp/rules/etf/msci-kokusai.pdf


このETFの日本市場時間のフェアバリューを考えてみました。

(A)日次データより、NAVと円建て指数を取得
http://www.nikkoam.com/products/etf/lineup/msci-ko/data

(B)NY終了時のドル建て指数
http://www.bloomberg.com/apps/quote?T=jpquote.wm&ticker=MXKO%3AIND

(C)米国株式先物(十数分の遅れ)
http://www.bloomberg.com/markets/stocks/futures.html

(D)ドル円レート(リアルタイム)
http://finance.yahoo.com/q?s=USDJPY=X

以下を仮定します:
(1)NAVの騰落率と円建て指数の騰落率はほぼ同じ
(2)NY終了後のドル建て指数の騰落率は、米国株式先物の騰落率とほぼ同じ

日本の市場が開いているときのフェアバリューは、ざっくり以下の計算式としました;
 (米国株式先物騰落率+1)×NAV×NY終了時のドル建て指数×ドル円レート÷円建て指数

1/29の前引けでは、最良気配値はフェアバリューに対して3.00%~2.59%のプレミアム、大引けでは3.88%~3.05%のプレミアムでした。大引けのフェアバリューは、968.4円でした。

※1/29 15:01のS&P500先物は0.63%安、ドル円は89.845円でした。先物騰落率をゼロ、ドル円レートを89.75円としてフェアバリューを計算し直すと973.5円となり、1/29付 日興AM発表のNAVの数値と合います。おそらく、NAVの計算に使う為替は午前中のものだと思いますから、計算としては大体あっているのではないかと考えています。
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