ベン・バーナンキ

paku pakuさん
paku pakuさん
今回の規制法案やバーナンキFRB議長の再任問題。これは米国の経済政策をめぐる主導権争いに思います。ボルカーVSバーナンキだと思ってます。FOMCでのバーナンキの会見はやはり注目です。

本来、利上げはまだまだ先の市場予想でした。ここで利上げ観測が急に台頭するようならバーナンキは政府の方針にある程度傾倒していく可能性があります。逆にバーナンキがあくまでも利上げに慎重で、当面出口戦略を先送りするのなら再任問題がこじれる可能性がでてきます。やはりと言うか、FOMC前の再任承認の採決はありませんでした。政治的な駆け引きを感じます。バーナンキの会見内容によってイロイロ動きがありそうです。

FOMCにあわせたかのように設定されたオバマ大統領の一般教書演説。ゴールドマンサックスの決算発表に合わせた規制発表といいすべてボルカーの筋書きか?

このじいさんの政治手腕には驚かされますな。自分をオバマに売り込み、国民感情を利用して台頭し、ガイトナーを蹴落として経済政策の舵を握るまでになりました。規制への執念を感じます。

マエストロと称えられた前FRB議長、グリーンスパンは「市場をコントロールできるとするのは奢りだ」との言葉を残しました。かつては絶賛されたその手腕も今や地に墜ち、金融機関をのさばらせた元凶と槍玉に上がる始末・・・

市場をあくまでもコントロールしようとするボルカー。FRBの権限を最大に使い、経済危機を最小限にとどめたバーナンキ。そして、調整役に徹したグリーンスパン。彼らの評価は後の歴史が決めるでしょうが、私はバーナンキに1票を投じます。

今回のFRBを巡る混乱が拡大し、バーナンキが失脚するのであれば私はしばらく株を買う事は無いでしょう。
5件のコメントがあります
1~5件 / 全5件
paku pakuさん
こんばんは~

FRBに圧力かける時の常套手段っぽいですよ。前FRB議長、グリーンスパンも再任が承認されなかった事があるみたいだし。
こんばんわ~

ん~すごい考察力 !!

なるほど~ です!!

となると今夜のダウも様子見か~ しまった><
paku pakuさん
月とスッポンさんへ

補足

一般教書演説の原稿は、演説開始の直前まで繰り返し修正が行われることでも有名である。(wikiより)

FOMC後のバーナンキの会見を受けて、演説の内容を変える用意があるという事です。その為に日程を水曜日にしたと邪推します。全て私の妄想ですのであしからずw
paku pakuさん
こんばんは~

慣例では1月最終週の火曜日なんですよ。
なんで今回は水曜日なんでしょうね?
日程はいつ決めたのかまで調べてませんが、ちょっとおかしくないですかとw
こんばんわ~

>FOMCにあわせたかのように設定されたオバマ大統領の一般教書演説

これどういう事ですか?><
paku pakuさんのブログ一覧