はるるっぴさんのブログ

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商業銀行の自己資本比率

先日、タイのバンコクに行った人と話しをする。

日本企業がたくさんあると聞いた。

トヨタ、いすず、味の素などのビルがあるらしい。
日本車もたくさん走っていると聞いた。

ちょっと、裏通りに入ると世界が変わるらしい?


話、変わって

「日経平均株価」について

会員さんからのご指摘もあったように
日本人独特の指数でしょう。

外国人は、日経平均の仕組みをほとんど知らない。
合理的な指数ではないので興味がない。

MSCIジャパンをWatchしている。


先物市場で暴走している
ロボットは、日経平均の「値動き」を
プログラムされている。


日経平均を説明すると大変なので
適当に説明すると

値嵩株の寄与度が高い。

ソフトバンクのように
株式を分割しているところは影響力がある。

銀行株のように株式を
たくさん発行しているところは影響力がない。

この違いだけでも理解したい。

銀行株が上昇しても日経平均は上昇しません。

簡単なところでは、大証修正株価を見ればよいでしょう。


さて、本題

銀行は、経済の血流になる。

日本の銀行が、車庫入れを繰り返している間に
欧米の金融機関は、高速道路に入って猛スピードで

先を走って競争していた。

しかし、スピードを出しすぎていたため
「サブプライム」という地域で大事故を起してしまった。

くるくるキューン~

ドカーン!

(>_<)


欧米の金融機関は、政策当局が、
現在「集中治療室」で治療している。

欧米のスーパーカーにガソリンを供給していた
日本の銀行は、

車庫から出ようとしたときに
電柱にぶつかって大ケガをしている。

(@_@)


その商業銀行

どうして、銀行を救うのかわからない一般人もいる。


簡単なことを例にすると

銀行が倒産すると、融資先などの企業が連鎖倒産するので
銀行を救うのが、一番「効率的」だからです。


アメリカでも、わからない人は
プラカードなどを持って

「銀行救済反対~」
「反対ですよ~」

と言っている。


経済の流れがわからないので

反対すると自分たちが後で困ることがよくわからない。


とりあえずBIS規制は8%

(海外に拠点をもたない日本の銀行は4%)


長期投資家は、

今回の経済危機の震源となった
銀行が考えることを考えればよい。

特に「繰延税金資産」はとても重要です。

重要なのに、あまり知らない投資家もいる。
詳しい説明は、専門家へ

(・.・;)


「分子分母」の関係を考える。

自己資本/リスク資産


商業銀行の考えることは

分子の自己資本を増やす。
分母の自己資本を減らす。

だろう。


預金は、簡単に言えば、借金なので負債になる。
自己資本にはならない。

銀行は、リスク資産を減らすために貸し出しを減らしたい。

しかし、

銀行の融資残高が増えないと経済は成長しない。


欧米の商業銀行は融資残高を減らそうとしているので
経済は成長しない…


投資家は、銀行の自己資本比率からも
銀行の考えていることを考えてもよいでしょう。

日本の銀行もあまり預金はいらない。
定期預金してもポケットティシュも、
もらえないところもある。

金利も0.00?%だったりする。


逆に景気がよくなり、
世界の商業銀行の融資残高が増えてくれば、
よい兆候になる。


おしまいです。


PS.

今、日本経済はデフレです。

デフレが続くとなると

基本的に

小売株
不動産株
銀行株

長期投資家は、買いません。

間違って買う人はいます。

これらの業種の株価が上昇することがあれば
空売りの買戻しと考えてもよいでしょう。

または、インフレの兆候が見えてきたときです。
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