今日の日経平均株価は低目に寄り付いて、ザラバも軟調気味に推移することを警戒しています。前日のザラバで戻しすぎたような気がします。
CMEの日経平均先物価格(円ベース)10,470円を寄り付きのメドとしていますが、多少下回るかもしれません。
ダウ平均株価は23.88ドル、0.23%高で終えています。ただし、122ドル、213ドル、217ドルと大きく下げてきた後の23ドル高を反発とは言い難いところです。
注目していたVIX指数がわずかに低下したこともあって、石油や金などの国際商品市況が上昇しました。シェブロンは、ほぼ前日終値で終わったのですが、ザラバの値動きがマーケット全体の動きと重なります。
そのVIX指数は7%弱低下しました。ただし3時過ぎから反発していて、ほぼ同時にシェブロンなど石油株が反落に転じています。
VIX指数の過去6か月の推移からみるとこのようになっています。
引け後に注目されていたアップルの決算が発表されています。大幅増収増益の好決算で、ザラバで2.7%上昇していた株価は、時間外取引でさらに1.1%程度上げています。
このような流れを受けて、今日の日経平均株価のザラバは軟調気味に推移すると見ています。対ドル円レートが小動きであることから、アップルの株価の動きや、フィラデルフィア半導体指数の上昇が、ハイテク株の下支えとなる可能性があるため、大幅な下落は避けられると考えます。
今日は、12月の企業向けサービス価格の発表の他、日銀の金融政策決定会合後の白川総裁の会見が予定されています。決算は、花王、SMK、日立国際電気など40社程度です。
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