TIW藤根 靖晃さんのブログ
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【ACCESS】期待空転、株価の回復には時間を要しよう …
期待空転、株価の回復には時間を要しよう
<収益拡大期待が遠のき株価は調整した>
年末に株価が急落した要因は、株式市場の期待と同社の現状との乖離であり、具体的には2つの要因によってもたらされたと考えられる。1つは新規案件のリリースがなかったことであり、もう1つはALP(ACCESS Linux Platform)の受託開発が採算を悪化させたことである。新規案件のリリースがなかったことは我々としてもネガティブ・サプライズであった。高いバリュエーションを裏付ける理由が薄らぎ、株価は調整することになったと思われる。
<株価回復の鍵は成長シナリオの具現化>
ALPによる収益の拡大は依然として見込めると我々は考えているが、期待された収益の急速な拡大期待は遠のいている。現在の株価は割高感のある水準ではなく、具体的に収益拡大を期待できる新規案件のリリースがあれば、株価は素直に好感すると考えられる。しかし、現状はNTTドコモ(9437)からの受託案件に注力せざるを得ないため、当面材料待ちの状況となろう。むしろ短期的な視点からは、株価へマイナスの影響を及ぼすリスク・ファクターとして、更に外注費が嵩むことによる採算の悪化に注意したい。(鈴木 崇生)
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