明日午前7時に、FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」に、私の投稿記事「米国市場に連動する停滞に警戒を : かかし」が掲載される予定です。お時間が許せば、是非ご参照いただければと存じます。
その中で触れているのですが、先週1週間でアジア市場が大きく軟化しています。中国の金融引き締め→中国の需要減退→アジア諸国の輸出減少→アジアの株式市場低迷、という流れがその背景であったと見ています。
そこに、オバマ発言が加わったのですが、果たして、先週金曜日の米国市場にすっかり織り込まれてしまったのでしょうか? 大引けにかけて下げ続けたザラバの動向を見る限り、その兆候は確認できません。
「今日の株式市場を振り返る:1月22日」の中で、1月21日までのアジアを中心とする各国の年初来株価パフォーマンスをご紹介しましたが、1月22日までの実績を含めたものは次のようになっています。
1月15日時点のものと比べると、パフォーマンスの悪化が一目瞭然です。
日本の株式市場を見る場合、これから本格化する決算に対する期待などもあるのですが、アジア全体の停滞という状況に加えて、米国の低迷の影響がこれから本格的に出てくるということも念頭に置きながら注意深い対応が必要なようです。
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