月とスッポンさんのブログ

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オバマの金融規制法案についてのまとめ⑦ダウの反応

☆ダウは過敏に反応、あわてた用心発言相次ぐ

・先週のマーケット テクニカル面から マーケットは去年の3月以来2回目の調整(correction)局面入り。主要株価指数は全て50日移動平均線を割り込んだ。出来高は若干減少気味。

・相場の先導役を務めてきた銘柄は軒並み下降トレンド入りしている。ディストリビューションのカウントは下降トレンド入りが決まったので「0」に戻される。

・プット/コール・ボリュームが1.15と過去1年間で最も高い数字に近くなっている。このことはごく短期ではセンチメントが弱気に傾きすぎており、反発する可能性が高いことを示している
⇒プットコールボリュームってプットコールレシオの事??

・今日の午後2時ごろオバマのスピーチがったんですが、オバマのスピーチが始まるやズルズル・・・オバマのスピーチは、おもいっきりポピュリスト的トーンが強かったために、こりゃ金融ダメかな、と。

・なんかねー、去年の3月あたまを思い出すようなブキミさですよ。市場からコンフィデンスがまた失われていってるのが、なんだか感じられるってのか。

・この事態の進展を憂慮したウォーレン・バフェットはCNBCのインタビューで「若し再選されなければ、市場は大混乱に陥る。もし上院議員たちがそんな投票をするのなら、一日前に私に教えて欲しい。持ち株を処分するから。」と答えた。(1/21)
⇒かえってパニック売りまねいたらしいですよ~ バフェッとじいさん^^;

・バーナンキ再任の可能性を確信している、と共和・民主それぞれの大御所上院議員2名が連名でステートメントを発表。バーナンキを「ポピュリストの餌食」にするよりは、マーケットを落ち着かせるためには必要と判断。(1/24)
http://www.nytimes.com/2010/01/24/us/politics/24bernanke.html?hp

☆春山さんは冷静

金融機関バッシングとバーナンキ再任拒否で大揺れの今週の株式市場だったが、多分大事にならずに収集されると思う。
大揺れの引き金だった「グーグルVS中国」の対立も来年の今頃は忘れられているように思う。グーグルは、長期的なグーグルのゴールと公開企業としてのビジネス目標の調和を考えたバランスを模索している。この問題で点数を稼ごうとしたヒラリー・クリントンの勇み足が後味の悪さとして残りそうだ。
バーナンキだが、下記Bloonbegニュースによれば、民主党も騒ぎを収集する方向になったようだ。しかし、代わりの犠牲者が必要だろう。中間選挙の前後でガイトナーがいなくなるのだと思う。

①~⑥はこちら☆
http://minkabu.jp/blog/show/206496
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