大局観

先週から相場が急変してきたが、大局的に見れば大きなキーワードは二つになると思う。

①通過の切り下げ競争
 欧州はギリシャのデフォルトを故意に演出しユーロを下げようとしている。今週はスペインも加えるかも知れない。

②自国の選挙対策
 オバマが表明した「金融規制案」がまさしくこれ。票のためには大衆を見方につけるしかない。
エドワードケネディ氏の後任補選で敗れた衝撃が大きかった。よって金融規制案は引っ込めないし、共和党も安易には反対できないはず。
よってNYの株価はまだ大きく下げると思われる。

③バーナンキ再任問題

④米中間の確執

⑤イ・イ問題
 
我が国は欧米間の通貨切り下げ競争等のあおりを受け円高が進むことが問題。小沢氏の聴取をしている場合ではない。

日銀が何かを発表するまでは小幅の自律反発程度で大勢は下げ継続と見る。

目標はフィボナッチから、
・10,250円
・10,030円
・ 9,800円
・ 9,100円
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