■JAL更正法申請 県内でも"不安の声"
会社更生法の適用を申請し、再建を目指す、
日本航空をめぐる動きです。
19日の正式手続きをうけ、今後は人員の削減や
不採算路線からの撤退が予想されることから、
県内でも不安の声が聞かれました。
ナショナル・フラッグ・キャリアと呼ばれ、
我が国の空の翼の象徴だった日本航空。
19日も新潟空港ではその機体が普段と変わらず、
離着陸を繰り返しました。
新潟空港発着のJAL便は、共同運航を含めると
国内線2路線と国際線2路線の計4路線。
そのフラッグ・キャリアが19日、会社更生法の適用を申請し、
国の管理のもと、経営再建を目指すことになりました。
既に人員削減や不採算路線からの撤退が決まっていて、
県内の利用者からもその影響を心配する声が聞かれました。
その一方で、政府は日本航空の建て直しに
異例の全面的支援を表明し、
「飛ばしながら再生する」ことを目指していることから、
こんなエールも聞かれました。
なお、路線以外の影響に目を転じると、
新潟市にはホテル日航新潟がありますが、
ホテル側によりますと、JALグループとは別の
独立した会社が運営しています。
このため、直接的な影響はないそうですが、
風評被害が心配されると話しました。
(19日 20:35)<BSN>
ニュース映像は こちらで ご覧になれます。
http://www.ohbsntv.com/news/3.html
( 今日 20日の 午後6時までなら、ご覧いただけます )