TIW藤根 靖晃さんのブログ
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【ファンケル】11/3期以降も海外売上高が成長ドライバーと…
11/3期以降も海外売上高が成長ドライバーとなるだろう
<株価は依然上昇余地があるだろう>
株価には上昇余地があると考える。その理由は資本提携、子会社化した2社により11/3期も海外売上高が増加する可能性が高いと考えるからである。国内化粧品市場の縮小傾向が続く中で、香港、中国で高価格帯としてブランディングを成功させた2社を経営するクリス氏、ミシェル氏(以下、C&M氏)と共同で海外販売を行う。台湾、マレーシア、シンガポール、続いて韓国などでの拡販を目指す。海外での成長路線の可能性が高いと考える。
<子会社化した2社のブランディング能力は高い>
同社は、Fantastic Natural Cosmetics Limited(以下FNL社、香港で販売)、 Fantastic Natural Cosmetics China Limited(以下FNCCL社、中国で販売)の株式を各40%を約98億円で取得。40%の株式取得ながら、両社とも同社製品のみの販売で実質支配の観点から連結子会社となった。海外販売は96年から開始をしているが、C&M氏が上海ではトップクラスの高級ブランドに育成、単価も国内販売の1.6−1.7倍の価格で販売している模様。業績面はこれまでの卸売上高が海外売上高に変更となるため、下期分の売上高76億円、営業利益12億円が上乗せされ、通期業績予想は売上高1,051億円(前期比7%増)、営業利益85億円(同28%増)。足元の状況からほぼ計画線上の着地が見込めそうである。(高橋 俊郎)
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