【香港】投資家ソロス氏、資産運用で香港に拠点[金融]

木下 晃伸さん
木下 晃伸さん
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香港 2010年1月18日(月曜日)
投資家ソロス氏、資産運用で香港に拠点[金融]
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●解説は音声にてお届けいたします!(1分20秒)

http://www.terunobu-kinoshita.com/20100118-toushinou_upper.MP3


米国の著名投資家、ジョージ・ソロス氏が率いるファンドが香港に事務所を
開設し、アジア事業を強化するもようだ。15日付香港各紙が関係筋の情報と
して一斉に報じた。1998年の通貨危機では各国通貨の大規模な空売りにより
アジア経済を「攻撃」した同氏だが、成長著しい中国経済の将来性を評価し
ての動きとみられる。


ヘッジファンド運用会社「ソロス・ファンド・マネジメント」(運用資産
250億米ドル)が今年第1四半期(1~3月)にも香港事務所を開設し、ニュー
ヨークに拠点を置くシニアマネジャーの一部を配置する。香港事業を率いる
のは、ジェームス・チャン氏とダイ・ジシン氏の両ファンドマネジャーが有
力という。チャン氏は米ファンド「タイガーアジア・マネジメント」の元社
長で、昨年11月にソロス・ファンドに移籍。一方のダイ氏はソロス氏の下で
9年間の実績がある。


さらにロンドンの大手ファンド運用会社、GLGパートナーズ(運用資産216億
米ドル)が年内に香港と北京に拠点を構えるとの情報もある。香港をリサー
チ拠点、北京を駐在員事務所にするとみられ、リーマンショックから大きな
リバウンドを見せたアジアへの投資を加速する狙いという。


欧米ファンドでは、英証券フィデリティ・インターナショナル所属のカリス
マファンドマネジャー、アントニー・ボルトン氏(59)が3月に香港に拠点
を移し、中国向け投資ファンドの運用に当たることが決まっている。このほ
か英HSBCホールディングスもマイケル・ゲーガン最高経営責任者(CEO)を2
月付で香港常駐とするなど、中国本土の好況ぶりを受け、金融各社が香港拠
点の機能を強化する動きが目立っている。<香港>


※ニュース提供/NNAニュースアジア版(http://news.nna.jp/)
※著者により一部文章が削除、変更されるケースがございます。



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