つまにもさんのブログ

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昨日と今日の日航

19日に即日機構が管理、18日と19日の市場はこれからの日本型プレパッケージ倒産時の株式市場モデルケースとなるのですな。18日と19日のニュースを詳細に検討する準備だけはしておきましょうか。。
国民負担1000億円超=債権放棄が引き金-政策公庫に保証義務・日航法的整理
 日本航空の法的整理に伴う債務削減によって、国民負担が1000億円超に上る可能性があることが16日、明らかになった。官民出資ファンドの企業再生支援機構は日航の取引金融機関に債権放棄などの金融支援を要請。その一部は政府系の日本政策金融公庫グループが保証しており、保証の履行によって実質的な国民負担が生じる。
 日航は19日に会社更生法の適用を申請し、その直後、機構が支援決定する。機構は日航の債務負担を軽減するため、現時点で借入債務のうち、担保保全されていない部分の83%をカットする案を固め、約30の金融機関に総額3500億円強の債権放棄などを求めた。
 この中には、日本政策投資銀行が昨年6月に契約した670億円の危機対応融資が含まれ、8割を政府が保証。債権放棄に伴い、政府が公庫を通じて政投銀の債務440億円強を肩代わりすることになる。また、公庫の国際部門、国際協力銀行(JBIC)も、約20の民間銀行と保険会社の融資約1000億円を5~8割程度保証しており、債権放棄時には最大600億円規模の保証について支払いを請求される見通しだ。
 この結果、法的整理開始直後の国民負担の合計は最大で1000億円を超える見込み。機構は債権カット率の引き上げも検討しており、公庫による保証支払い総額はさらに膨らむ恐れがある。(2010/01/17-02:32)

「事前型」法的整理の試金石に=日航再建で初の採用
 利害関係者の同意を取り付けてから会社更生法の適用などを申請する事前調整型の法的整理が、日本航空の再建手法として、日本の大手企業で初めて採用される。成功すれば、法的整理の強い権限と、私的整理の迅速さを併せ持つ「第3の道」が、企業再生の手法として定着する可能性もある。
 事前調整型の法的整理は、裁判所の下で複雑な債権債務関係を整理でき、平均約1年とされる更生手続き期間を短縮できるのが特長。米国では一般的で、自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は1カ月余りで裁判所の管理を脱した。(2010/01/16-14:32)

「事前型」法的整理の試金石に=日航再建で初の採用
 利害関係者の同意を取り付けてから会社更生法の適用などを申請する事前調整型の法的整理が、日本航空の再建手法として、日本の大手企業で初めて採用される。成功すれば、法的整理の強い権限と、私的整理の迅速さを併せ持つ「第3の道」が、企業再生の手法として定着する可能性もある。
 事前調整型の法的整理は、裁判所の下で複雑な債権債務関係を整理でき、平均約1年とされる更生手続き期間を短縮できるのが特長。米国では一般的で、自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は1カ月余りで裁判所の管理を脱した。(2010/01/16-14:32)
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