塩野義製薬が開発した抗インフルエンザ薬「ペラミビル」について、製造販売の承認を厚生労働省から得たそうです。
国内で開発された「国産」薬としては初めての承認事例で、早ければ今月中にも発売を開始するそうです。
発売にあたって同社は「ラピアクタ」という商品名をつけ、新たな治療の選択肢として年300万~400万人分の生産を目指すようです。
ラピアクタは1回の投与が15分程度の点滴剤で、成人でのインフルエンザ感染では1回の投与で済み、重症度に応じて複数回の投与もできるそうです。
この抗インフルエンザ薬は、新型インフルエンザの流行をふまえ、通常は1~2年かかるところを約2カ月半という異例のスピードで承認されたそうです。
期待できそうですね。
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