8日の日経平均は10798.32(+116.66)いぜんとして、基準線、転換線の上、雲の上。ボリンジャーもプラスシグマの上。頭が重くなっているが、週足も同様に上昇基調。
ダウは10618.19(+11.33)。こちらも基準線、転換線、雲の上。ボリンジャーもプラスσの上。
ドル円は92.64。雇用統計をうけて、やや円高に戻しているが、まだ転換線92.57をなんとか維持、いぜん転換線、基準線、雲の上。ボリンジャーもプラスσの上。週足も雲の下ながら、基準線の上。
待望されていたアメリカの雇用統計は、予想を下回って前月に比べ85000人減少。プラスになるのではという期待もあったので、対ユーロなどではドルは大きく下落しているが、円との関係では節目を保っている。雇用統計はふれが大きいといわれているが、それにしても、下に大きくふれている。結局、今の回復は、企業サイドでは在庫の整理、リストラによる生産性の向上とかいった段階で、まだ消費の拡大、雇用の増大にささえられた本格的なものではないのかもしれない、と思わせる内容で、来週の消費の指標がきになってくる。しばらく神経質な展開になりそうだ。