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日経平均は2日ぶり昨年来高値、上昇率上位に輸出-円安と米景気期待

1月8日(ブルームバーグ):東京株式市場では、日経平均株価が2日ぶりに終値ベースでの昨年来高値を更新した。為替相場が約4カ月ぶりの円安ドル高水準となったことを好感し、輸出関連株中心に上昇。米国で景気指標の改善が相次いでいることも支援材料。東証1部の業種別33指数の値上がり率1位は輸送用機器で、機械、電気機器、精密機器が上位に並んだ。

  日経平均株価の終値は前日比116円66銭(1.1%)高の1万798円32銭と反発、TOPIXは同9.44ポイント(1%)高の941.29と大発会から5連騰。

  ちばぎんアセットマネジメントの桶矢雅嗣運用部長は、「輸出主導型の日本経済にとって円安のプラス効果は大きい」と強調。世界景気の回復が持続するとの期待感も日々高まり、「リスク許容度が増した外国人投資家が、出遅れ感もある日本のコア銘柄への見直し買いに動き、日本株の足元での高パフォーマンスにつながっている」と指摘した。

  菅直人副総理兼財務相は7日午後、財務相就任後初の記者会見で、為替水準について「一時のドバイ・ショックのころに比べればかなり是正されてきたが、もう少し円安の方向に進めば良い」と発言。これを受ける形で、8日の為替市場では1ドル=93円台後半まで円安・ドル高が進み、約4カ月ぶりの円安水準で推移した。

  また、米小売り大手各社が7日発表した12月の既存店売上高は、アナリスト予想を上回る伸びとなり、ホリデーシーズンの販売が一部の予想よりも好調だったことを示唆した。このほか、米労働省発表の2日に終わった1週間の新規失業保険申請件数も43万4000件と、エコノミスト予想の中央値43万9000件より少なかった。

         急激な円安がSQ売買に影響も

  円安と米景気回復期待の広がりを追い風にトヨタ自動車、ホンダ、ファナック、TDK、ニコン、オリンパス、コマツなど輸出関連株が軒並み上昇。日本電気硝子や太平洋セメントなどのガラス・土石製品、神戸製鋼所や積水化学工業といった素材関連も堅調。

  取引開始後に算出された日経平均オプション1月限の特別清算数値(SQ値)は1万798円75銭(複数証券の調べ)だった。東洋証券の中川祐治デリバティブ・ディーリング室長によると、急速な円安を背景に取引開始直前に買い注文が増え、高めのSQ値になったという。日経平均採用1銘柄当たり70万-80万株の売買があり、5万株程度の買い越しだった。

  日経平均は朝方、先物主導で上昇し、5日に付けていた取引時間中の昨年来高値(1万791円)を早々に上回った。この日の高値は1万816円で、2008年10月6日以来の1万800円台乗せとなった。ただその後は上値が重く、午後1時すぎに下げに転じる場面もあった。

  8日に米国の重要な経済指標の1つである雇用統計の発表を控え、見極めムードが漂ったほか、「テクニカル指標で短期過熱感も残り、3連休前に持ち高調整の売りが出た」と、みずほ証券の倉持靖彦投資戦略室長。日経平均は終盤にかけて再び持ち直したが、終値はSQ値にわずかに届かなかった。東洋証の中川氏は「目先の天井として意識され、来週以降に調整局面入りする可能性がある」と指摘する。

  東証1部の売買高は概算26億3017万株。売買代金は1兆9060億円と、売買の膨らむSQ日だったにもかかわらず、活況の目安となる2兆円に達しなかった。値上がり銘柄数が1107、値下がりは442。業種別33指数は26業種が上昇、7業種が下落。

     半導体や中国関連に買い、日航とアルバック急落

  個別では、8日付の日本経済新聞朝刊が、世界的なハイテク製品の需要拡大を追い風に半導体企業の収益が急回復していると報道したことを受け、半導体関連株が上昇。東芝やエルピーダメモリといったメモリーメーカーが買われ、製造装置を手掛けるアドバンテスト、東京エレクトロンも高い。

  昨年12月の中国販売が前年同月比で2倍を超える好調を維持していることが分かったコマツ、日立建機がともに52週高値を更新。中国関連株の上げが目立ち、津田駒工業、スター精密、ツガミなどが東証1部の値上がり率上位に並んだ。

  半面、企業再生支援機構が目指す法的整理による再建案を、政府が採用する方向で最終調整に入ったと、8日付の読売新聞で報じられた日本航空が12%安と大幅続落し、東証1部の値下がり率トップ。公募増資などで発行済み株式数が最大17%増加する見通しとなったアルバックは、株式価値希薄化などへの懸念から売り込まれた。このほか、ニューヨーク原油相場が11営業日ぶりに反落したことを嫌気し、新日本石油や国際石油開発帝石など資源関連株の一角も安い。

  国内新興3市場は、ジャスダック指数が前日比0.02%安の48.58、東証マザーズ指数は0.8%高の405.96、大証ヘラクレス指数は0.04%安の555.43とそろって小動き。個別ではジュピターテレコム、インデックス・ホールディングス、フェローテック、ACCESSが高い。半面、アドウェイズ、スカイマーク、ダイヤモンドダイニング、フォトニクス、セイクレストが売られた。



あとは連休明けにどうでるか。
雇用統計によっぽどのサプライズがない限り
下げないでしょうが、ここまで上げてしまうと
普通の内容でも売りが出るかもと思ってしまう。

後場の上げはすごかった・・・。
まあ、連休明けにうごいていこう。
2件のコメントがあります
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    yoc1234さん
    2010/1/11 20:44
    こんばんは。

    連休中も上海も上昇。

    気分よく始まるかと思いきや、JAL陥落。

    銀行全滅では??

    厳しい幕開けか??
  • イメージ
    DODGEさん
    2010/1/11 20:55
    yoc1234さん

    コメントありがとうございます。
    円高ですし、菅さんも散々怒られて
    口先介入もしないでしょう。

    サプライズがあるとして「日銀砲」ですが、
    まあ、ないでしょうね。

    とすれば、フツーにみずほとJALは売りでしょう。
    ただし、踏み上げられる可能性もありますので
    少額でいくつもりです。

    「世界の景気敏感株」なんていわれていた
    時期もありましたが、いまや「japan passing」

    上海がさげれば影響をうけますが
    あげてもあんまり関係ないかと。

    225ETFについても下げると思いますが
    まあ、私の相場観はびっくりするほど外れます。
    アテにしないでくださいねw。
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