ヨッシーさんのブログ
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やっちゃた・・・失敗談①
株式投資での失敗談は数え切れないほどありますが、みんかぶは初心者の方も多いようですので、同じ轍を踏まないように暇があるときにいくつか披露していきましょう。
最初は・・・
某新興銘柄のIPOのセカンダリーを狙って当時130万円ちょっとの株を数株仕込みました。しかし、思惑とは裏腹に株価は上がりません。かと言って暴落というような下げ方もしませんでした。
その時の気持ちは、「明日は上がるだろう」、「今日が底かな」という願望100%。それでも、株価は上がりません。そのうち株価は購入価格より10%下落。とても我慢できず、1株を残し売却。1株は最後の希望をかけていました。でも、この時点で既に50万円以上の実損益でした。
最後の1株に希望を持ちながらも株価はさらに下落の一途、もう切るに切れない状態、いわゆる塩漬けとなってしまいました。その時も、「塩漬けでもいつかは必ず上がる。その時まで我慢、我慢」と思い続けていました。そして、ついに株価チェックも出来ないほどの衝撃の株価に成り果ててしまいました。
そして、最後の時がきました。意識が遠のくような状態の中で「売却」ボタンをクリック。終焉でした。その時の株価はなんと36万円。はっきり言って1株で100万円の損失でした。ショックというより茫然自失、自己嫌悪、自暴自棄という筆舌に尽くしがたいものでした。
ひとつの銘柄で150万円以上の損失。損切りがきちんとできなかったのが最大の原因ですが、単にIPO銘柄の内容も財務も全くチェックしないままセカンダリーで儲けたい一心で買いに走ってしまったことが最悪でした。これは株式投資というより丁半博打の世界でした。恥ずかしいというより情けない経験でしたね。
その時の反省
「株は博打感覚で取引すると泥沼にはまる。しかし、そういう時に限って泥沼にまはっていることに気がつかない。気がついたときには財産をキッチリ失う。失って初めて分かるお金の大切さ。」
でした。
聞くも涙、語るも涙のお話で・・・なんと申し上げてよいやら(汗)。
私も新興ではないんですが、損切りルールを守らずに巨大な
マイナスを記録してしまったことがあります・・・。この
日記を読んで、改めて損切りルールの重要さを思いなおしました。
ヨッシーさんが「損切りの徹底」を最大目標にしているのはこんな経験もあってのことでしょうか?
ファンダメンタルと損切りは大切ですね。
たぶん、こんなに沢山の方が教訓を述べて、注意を促してくれても、お金儲けに目が眩んだ人は、自分だけは巧くやれると思って同じ失敗を繰り返すんでしょうね。
私はこの経験で本を読むより人から聞くより「損切りの徹底」の重要性を身にしみて理解しました。高い授業料でしたが。
Mr.Luckyさん
そのとおりです。損切りがきちんとできれば市場から即退場の宣告は受けないでしょうし、チャンスもめぐってくるでしょうからね。
socialcolorさん
私も株を始めた頃は、株は儲かるものだという思い込みから、損をする、それもあっという間に資金の大半をなくす可能性を秘めているなんて思ってもいませんでしたからね。お金儲けに目がくらむと冷静な判断が出来なくなりますから、人間って怖いものですよね。