5日の日経平均は、10681.83(+27.04)と小幅上昇。長い上髭をひいて頭が重い感じがするものの、いぜん雲の上、転換線、基準線の上で、ボリンジャーもプラスσと2σの間にあり、上昇基調は維持している。RCI,MACDはやや頭を丸めているので、一服に入る感じもするところだが、週足も、転換線、基準線、雲の上で、転換線がようやく基準線をぬいてきており、ボリンジャーもプラスσと2σの間で、基調は上昇。だが売買が膨らまず、上を追うにはエネルギーはない。
ダウは10572.02(-11.94)とはいえ、なお基準線、転換線、雲の上。ボリンジャーはプラスσと2シグマの間で、目先上昇基調を保っている。週足も基準線、転換線、雲の上。ボリンジャーもプラスσの上を維持している。
ドル円は91.75。転換線91.72まで反落してきたが、ここをまだ維持している。基準線の上、雲の上でボリンジャーもプラスシグマの上。週足は基準線91.25を保っているが、ボリンジャーのプラスσ91.84をわずかにきってきているところで、目先はまだドルだかが強そうだが、中期的にドル高トレンドが続くかどうか、微妙なところにある。
ドル円はかなり円高にもどしてきたが、アメリカの10年もの国債の金利はかなり反落したが、まだ転換線、基準線のはるか上でボリンジャーもプラスσの上で、週足も転換線、基準線の上、ボリンジャーもプラスσの上でなお、上昇基調にあり、ドル高トレンドがすぐにかわるとは思いにくい。アメリカの中古住宅の指標は悪く、自動車販売は回復してきているということで、楽観論に少し水がかけられる可能性があるが、まだ上昇トレンドが腰折れするところまではきていないようだ。