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アジアも温暖化?北京 ソウル 日本も寒波!

●【韓国社会】雪爆弾…中部地方“交通大混乱”

 73年ぶりにソウルで降雪量最大を記録した。元旦に降った“雪爆弾”でソウル
など中部地方の空と陸のすべての交通手段が凍りついた。

 地下鉄など大衆交通手段まで自らの機能を発揮できず、一日中あちこちで交通
は大混乱となった。

 4日、気象庁によれば、ソウル地域に降った雪は同日午後2時現在、25.8cmで、
1937年観測以来最大値を記録した。69年1月28日の25.6cmの最高値を更新したの
だ。

 気象庁は午前からソウルなど首都圏大部分の地域の大雪注意報を大雪警報に格
上げした。中央災難安全対策本部はソウルと仁川、京畿、江原地域で地方自治体
公務員約9100人と道路公社職員など約1万人を投じて、除雪を行ったが、交通麻
痺を防ぐのには力不足だった。

 ソウル市も午前の早い時間から人材3590人と装備1200台余りを導入して、2381
トンの塩化カルシウムを道路にばら撒いたが、降りしきる雪が止まらず、効果を
上げることができなかった。

 出勤の市民が自家用とバスをあきらめ、地下鉄に集中し、電車の運行が遅れて、
大雪で一部電車が故障し、大量の遅れが出た。午前5時30分、ソウル市内9カ所が
通行統制され、次第に統制区間が増えた。

 また金浦発済州行き大韓航空便を始め釜山、光州、浦項、蔚山、麗水へ行く航
空機62便と金浦空港に到着する飛行機79便の運航が全部取り消しになった。

 午前11時10分頃、京畿安山市の韓国農漁村公社研究院では資材倉庫が崩壊して、
周辺で除雪作業をしていた職員の鄭某氏(45)が負傷し、入院治療中だ。

 気象庁は小寒の5日にも全国が冷たい大陸高気圧の影響を受けて寒い上に、ソ
ウルなど首都圏は昼間の最高気温が零下8度と予報した。

 気象庁関係者は「今回のソウル地域の雪は100年ぶりの記録だと見れば良い。
江原、慶尚北道北部などには5日朝まで雪がさらに降るものと見られる」と話し
た。
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