あけましておめでとうございます。 旧年中は格別の御愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。 昨年から始めました掲示板にも、たくさんの書き込み頂きまして、ありがとうございました。 今年も「みんなで儲けよう」をテーマとして頑張って行きたいと思います。 数ある投資顧問や有料サイトには、かなわないかも知れませんが、私なりの考え方や株式相場の方向性について書いて行きたいと思います。 今年も宜しくお願い致します。
さて、本題の今年2010年の日経平均株価はどうなるか? を予想して行きたいと思います。 この時期、著名な株式アナリストや証券会社の偉い人たちが、今年一年の見通しや予想をされていますが、過去はっきり言ってあまり的中したことはないのではないかと思っています。 プロ野球の春のキャンプの時期に解説者や評論家が、セパ両リーグの順位を予想するのと似ています。 これもやはりあまり当たりません。
では、「お前の予想は当たるのか?」と指摘されそうで恐いのですが、やはり未来を言い当てるのは難しいと言うのが事実で、「当たるかどうかは分かりません」と先に言い訳をさせて頂きます。
今年の大きな流れは上だと思います。 但し、上げるばかりの相場はありませんので、やはり下げる時期はあると思います。
今の日経平均は、上昇相場の真最中です。 その上昇相場を作ったのは為替です。 為替は1ドル93円となり、完全に円安の流れができたと思います。 米国経済の回復と近い将来の米国の利上げを予想してのドル買いが進んでいます。 お金は金利の高い方へ流れます。
一方日本経済はどうでしょう。 景気回復の糸口さえ見えず、失業者があふれ、明日の生活が見えない人たちのことが連日テレビで報道されている状態です。 いつも後手に回っている無策の日銀の政策が原因です。 何故もっとお金を刷らないのか? 小出しの政策が後手に回り、後になって傷口が大きくなり、その負担が全て我々国民にのしかかってきているのです。 日銀総裁を民間から出すことはできないのでしょうか? そうなれば少なくとも今よりは景気が良くなると思いますよ。
何やら愚痴になってしまったようです。 本題に戻ります。
為替の話ですが、現在97円に向かっていると思います。 そこまで大きな節が見当たりません。 昨年8月につけた97円台が今の目標ではないでしょうか。 と言うことは、輸出企業の多い日本株は、為替に支えられて上昇が続くと見ても良いと思います。
結論としては、前半上昇。 ゴールデンウイークまでは上昇が続き、リーマンショック前の12000円は簡単に超えてくると思います。 ただ、その後が問題です。 今年は参議院選挙がありますので、それを睨んでのもみ合い、若しくは下落が見られると思います。 もうすぐ始まる通常国会の成り行きを見なければ、分からないことも多くありますが、前回の衆議院選挙のように民主党圧勝と言うようなシナリオは、今のところ書けません。 日本人はセッカチと言うか結果を求めすぎて内閣支持率も下落している状態です。 「チョッと待ってくださいよ」と言いたいところです。 私は民主党の党員でも支持者でもありませんが、少なくとも言える事は昨年夏の衆議院選挙で政権交代し、現在自民党政治の尻拭きをしている段階です。 やはり早くて1年はかかる問題だと思います。 ただ鳩山首相のお金の話はいけません。 足をすくわれるのならこのあたりからでしょう。 まだまだ言いたいことはたくさんあるのですが、あまり長くなっても読む方が疲れますので政治の話はこれくらいにしますが、そんなこんなで日経平均は夏場は下がるのではと考えます。 では、どこまで下がるのか? 1万円を割り込むのかと言うとそんなことは無く、下がっても今よりは上だと思います。
その後は再び上昇します。 つまり1年かけてのN字波動を描くのではないでしょうか。 今年の年末は14000円程度を予想します。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。 当たるかどうかは1年経ってみないと分かりませんが、こんな事をイメージしている個人投資家がいると言うことを覚えて頂ければ幸いです。 今年も精一杯頑張って予想して行きますので、思い出したら覗いてください。 焼酎のコーヒー割りを飲みながら書いていますので、誤字脱字はご容赦ください。 今年は皆さんにとって(私も含めて)良い投資年でありますように。 株式勝男