No.065 デフレで婦人服は高級志向へ？

[Tiger Eyeさん]

 

うちのミニチュアダックスの"おやつ類"を初売りでGETすべく、近くのモールへと出かけた。

ペティオのジャッキーも通常価格598円の価格のものが、ここ数ヶ月の間、498円と値引きが続いている。


598円→498円なら、何％引きになるのか？

これは算数だ。

まず「差」を求めなければいけない。

差を求めると、598-498=100 で 差は、100。
この差の100を「元の値段で割る」

100÷598＝0.167　ということは、16.7％引きだ。

100円でしか買えなかったものが、83.3円で買える。
これと同じことになる。

やはり、デフレがきつい。

写真は、某ハニーズだが、客がまったく居ない。
婦人服も、デフレの影響で、単価が相当落ちている。

高級な服が安価で買える今
ハニーズのような安価系の店から、高級志向の店への客の流れが更に「加速を開始」しているのかもしれない。

４℃や、輸入雑貨のX-SELLなどは、お客が普段の倍くらい詰め掛けていた。

シマムラは、芸能人が使っているという話題が去年から盛り上がっているので、もしかしたら、そちらに流れているのかもしれない。
安くても、「芸能人が使う」となれば、ブランドになるからだ。

X-SELLに行くと、イタリアのアルマーニ直系のブランド「アルマーニジーンズ」あたりでも、婦人コートで59.800円のものが、39.800円で買える。
398.000円のロングで168.000円で吊るしてあった。

どうせなら、安く買えるうちに良いものを、もしくは、元々がこの不況の中、高くて手が出にくい、または、欲しかったが手が出せなかったという魅力の品を、デフレの今、非常に安い値段でお得にGETしておきたいという消費者のニーズは、妥当と言える。

靴のABCマートは、お客さんが沢山いた。
ナイキとpumaとアディダスの３種類で店内をほぼ占めているが、季節柄、進学用や就職用の靴のニーズが高いのだろう。

それでも11.800円のスニーカーが7.680円なので
やはり、ここでも、デフレがきつい。

消費者には、うれしい話だが、これが長くつづくとサラリーも減るので、最終的には、あまり良い話でもない。

　　　　　　　　　　　　　Tiger Eye