日経平均腰強く

28日の日経平均は10634.23(+139.52)と大きく上昇。終値高値の手前まできた。基準線、転換線、雲の上で、ボリンジャーはプラスσと2シグマの間で、バンドは広がっている。MACDもRCIも上昇中で上昇基調。週足も雲の上、転換線が基準線を抜けようとしており、ボリンジャーもプラスσと2シグマの間。こちらも上昇基調といっていいだろう。このまましばらくは上昇基調が続きそうな気配である。

一方ダウは10547.08(+26.98)依然雲の上、基準線、転換線の上、ボリンジャーはプラスシグマの上、バンドも広がっており、MACDはシグナルをぬくかどうか微妙なところにきており、RCIも上昇。週足も基準線、転換線、雲の上、ボリンジャーもプラスσの上にあり、まだ上昇基調で年初来高値更新だが、どうも頭が重くなっている。

ドル円は、91.64。日足は基準線、転換線、雲の上だが転換線が、雲の下限にかかっており、抵抗にあっている。だが、RCI,MACDも上昇中、ボリンジャーはプラス2シグマ近辺であり、ドル高基調にはまだ変わりはない。週足は基準線をぬいたところであるが、RCIもMACDも上昇、ボリンジャーもプラスσを維持しており、まだドル上昇の基調にかわりはない。

景気指標が日本でも改善がみられるようになってきており、雇用統計がどうなるか気になるところだが、アメリカのほうも、どうやら改善が期待できそうな雰囲気だ。こうした様子を反映してアメリカの10年もの国債の金利は、急速に上昇しており、3.8%に達し、基準線、転換線の上、ボリンジャーのプラス2シグマ3.796を上に抜けており、バンドも急速に広がっている。MACDも上昇。週足も基準線、転換線の上で転換線が基準線を抜こうとしている。週足ボリンジャーもプラス2シグマ3.74%を大きく抜けてきている、長期金利のこうした急上昇は、過剰流動性であげてきたダウには重石になるはずで、ダウが崩れないかどうかが心配になってくる。一方アメリカの長期金利上昇によって円レートはドル高基調となっており、これがつづく間は、ダウが崩れなければ、日経平均には追い風になろう。
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