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窮鼠猫を噛む
ベネズエラのチャベス大統領がトヨタ自動車に対して、技術移転をしなければ出て行けと脅しをかけているような感じになっています。 要求している方は交渉のつもりかもしれませんが、ちょっと感覚的に理解できません。過去に労組のリーダーが銃殺に処されているようですから、いわゆる文化の違いというものがかなり大きいのでしょうね。
トヨタが同国に進出して50年以上経つようですが、市場規模の問題で技術移転は進んでいないようです。トヨタがどう対処するか注目ですね。環境問題で途上国に不満がくすぶるような状況が生まれていますので上手く収めないと他の途上国での事業に影響しそうな気がします。
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国際情勢やベネズエラのことに詳しい訳ではありませんので憶測になりますが...
良い意味でも悪い意味でも途上国の権力者の力は絶大というイメージがあります。権力を手にすると一族で利権を独占したり、政権交代があるとその煽りで前政権の実力者が逮捕、国外追放されたり、そんな記事を過去に見た記憶があります。
途上国で事業をするとなると政治的な駆け引きも必要でしょうから、50年続いているということは決して悪い関係にあるということではないと思います。むしろ長い付き合いが故に無茶な要求も出てしまうのではないかと。程ほどにとか落としどころとかの感覚は日本人同士でしか通用しないのでしょう。
法律に関しては、現状がどうなっているか分かりませんが、まだまだ「権力>法律」の構造が根底にあるのではないでしょうか。違法行為はしないと思いますが、やるとなったら簡単に法律を改正してくると思います。
(独断と偏見に基づいて、江戸時代の日本をイメージして書きました)