守秘義務契約がありますので、和解の詳細についてはLDHのプレスリリースの範囲でしか、申し上げられませんが、総額200億円超の資産を支払うことで私の創業したLDH社と和解することになりました。
この和解に関しての私の心情は、LDHの旧経営陣として少なくとも15億円の一部の架空取引をきちんと把握しておらず結果として有価証券報告書の虚偽記載になってしまい、捜査機関の介入を招いてしまい、株主・関係者の皆様にご迷惑をかけることになってしまったことにお詫びするものです。
私自身は刑事裁判の上告審で未だ刑事責任についてはファンドの会計処理や違法性の認識等、無罪を争っている状態ですし、それは今後も変わりませんが、民事的な賠償責任については最高経営責任者である社長としてきっちりとるべきだと考えてきたものです。
時間が掛かった事については、司法の一定の評価を頂きライブドア事件とされるものの全容がはっきりして、私自身の責任がどれだけのものかということを私自身が考え、そして最後に決断したものです。私自身は世間で一般的に言われているほど、拝金主義でもありませんし、もし私の金銭的な弁済で納得していただけるのであれば、資金提供を拒むものでは最初からありませんでした。
今後、まだまだ最高裁での審理は続きますが、私自身は従前より夢と考えていた人類の宇宙への本格的な飛翔を遂げるための宇宙開発事業を中心に推進していきたいと思います。もちろん、今後はそれなりの資金も必要になりますので、いくつかの事業を手がけることになると思います。
LDH(旧ライブドア)株主・関係者の皆様、これまで大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
そして、このブログを見ていらっしゃる皆様、今後ともよろしくお願いします。
たぶん、和解の日にあわせてインタビュー&掲載準備をしていたであろう、ライブドアポータルでの私のインタビューはこちら。
http://ameblo.jp/takapon-jp/より転載